宮田 博行(みやた ひろゆき、1966年8月31日 - )は、日本の元プロボクサーで、現在は宮田ジム・スポーツクラブ会長。東京都墨田区出身。東京都立江戸川高等学校卒業。

来歴

墨東ジム(現在は閉鎖)に所属し、1984年5月17日の小林仁戦でプロデビュー。3回KO勝利で飾る。

天才現役高校生ボクサー」と呼ばれライトフライ級で全日本新人王決定戦を制した。

将来を嘱望されたが、網膜剥離のため1987年に20歳で引退を余儀なくされる。最終戦績は15戦12勝(5KO)1敗2分。

引退後は宮田ジム・スポーツクラブを設立。300人もの練習生を抱える大きなジムとなり、全日本新人王も輩出。さらに内藤大助を世界王座へと導いた。

現役当時所属していた墨東ジムにはまともなリングさえも無く(狭いため正方形でなく、手作り)、まるで「あしたのジョー」に出てくる丹下ジムのような建物であった。暗い雰囲気の練習生の中で宮田だけは明るく、一礼しながら「押忍!」と大きな声で挨拶をし、周りを明るくする存在であった。

関連項目

  • 男子ボクサー一覧

DVD

  • メンタルを強くする指導術 ~宮田 博行のメンタル・トレーニング~(ティアンドエイチ株式会社、2014年)

外部リンク

  • 宮田博行の戦績 - BoxRec(英語)

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