ヴァルツァーシャル(欧字名:Walzer Schall、2019年4月22日 - )は、日本の競走馬。主な勝ち鞍は2024年のマーチステークス。
馬名の意味は円舞曲の響き(独)。
経歴
2歳(2021年)
10月30日東京ダート1400mの2歳新馬戦に三浦皇成を鞍上に迎えデビュー。中団追走から直線で外から脚を伸ばすと先に抜け出したシラキヌとの競り合いを3/4差制して初勝利を挙げる。11月13日のオキザリス賞では後方2番手追走から懸命に追い込んできたがドライスタウトの3着に敗れた。
3歳(2022年)
1月29日東京ダート1600mの3歳1勝クラスで始動し3着。4月23日東京ダート1600mの3歳1勝クラスでは後方待機からしぶとく脚を伸ばして2勝目をマークする。5月の青竜ステークスと6月のGIIIユニコーンステークスでは共に4着に敗れて休養に入る。秋に入り、10月29日東京ダート1400mの3歳上2勝クラスでは中団やや後ろから直線で差し切り3勝目を挙げる。シャングリラステークス4着を挟んで、12月の北総ステークスでは2番手追走から早めに抜け出すと後続に4馬身差をつけ快勝しオープンクラスに昇級した。
4歳(2023年)
3月5日の総武ステークスから始動し2着に敗れると、その後は精彩を欠いたが、12月の師走ステークス(L)では中団から鋭く脚を伸ばし2着と久々の好走となった。
5歳(2024年)
1月7日のポルックスステークスから始動。中団後方追走から直線半ばで抜け出すと最後はキタノリューオーに1馬身1/4差つけオープン初勝利を挙げると、3月24日に行われたマーチステークスでは中団で脚を溜めると最後の直線で逃げ粘るミトノオーを差し切り重賞初制覇を果たした。しかし、レースの1ヶ月後に左第3中手骨々折が判明し、休養入り。
競走成績
以下の内容は、JBISサーチおよびnetkeiba.comに基づく。
- 競走成績は2024年3月24日現在
血統表
- 5代母シャダイターキンは1969年優駿牝馬勝ち馬。その子孫にレッツゴーターキン(天皇賞(秋)ほか)、ディアジーナ(クイーンカップほか)がいる。
- そのほかの近親はミスヤマト#主要なファミリーラインを参照。
脚注
注釈
出典
外部リンク
- 競走馬成績と情報 netkeiba、スポーツナビ、JBISサーチ


