エイクスュルニル(Eikþyrnir)は、北欧神話に登場する牡鹿である。

『古エッダ』の『グリームニルの言葉』第25節および『スノッリのエッダ』第一部『ギュルヴィたぶらかし』第39章において、エイクスュルニルは次のように説明されている。

すなわち、エイクスュルニルはヴァルハラにおり、レーラズ(en:Læraðr)という樹の枝から葉や若芽をむしっては食べている。同様に山羊のヘイズルーンもレーラズの葉や若芽を食べている。エイクスュルニルの枝角からは大量の滴が滴り、下方のフヴェルゲルミルに流れ込んでいるとされる。

脚注

参考文献

  • V.G.ネッケル他編『エッダ 古代北欧歌謡集』谷口幸男訳、新潮社、1973年、ISBN 978-4-10-313701-6。

関連項目

  • ヘイズルーン

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