カイロ歴史地区(かいろれきしちく、Islamic Cairo)はエジプトのカイロにあるユネスコの世界遺産(ID89)。
概要
- 1979年の「イスラーム都市カイロ」として世界遺産に登録。2007年の現在に改名された。旧市街のイスラム地区とカイロ発祥の地であるオールド・カイロ地区がある。600を超えるモスクと1000を超えるミナレットを擁するため「千の塔の都」と呼ばれている。
主要スポット
イスラム地区
- アズハル大学
- シダテル
- ムハンマド・アリー・モスク
- イブン・トゥールーン・モスク
- ハーン・ハリーリ
- アル・フセイン・モスク
- スルタン・ハサン・モスク
- ズウェーラ門
オールド・カイロ
- アムル・イブン・アル=アース・モスク
- ベン・エズラ・シナゴーク
- エル・ムアッラカ教会
- 聖セルジウス教会
- 聖ゲオルギオス教会
- 死者の町
登録基準
この世界遺産は世界遺産登録基準のうち、以下の条件を満たし、登録された(以下の基準は世界遺産センター公表の登録基準からの翻訳、引用である)。
- (1) 人類の創造的才能を表現する傑作。
- (5) ある文化(または複数の文化)を代表する伝統的集落、あるいは陸上ないし海上利用の際立った例。もしくは特に不可逆的な変化の中で存続が危ぶまれている人と環境の関わりあいの際立った例。
- (6) 顕著で普遍的な意義を有する出来事、現存する伝統、思想、信仰または芸術的、文学的作品と直接にまたは明白に関連するもの(この基準は他の基準と組み合わせて用いるのが望ましいと世界遺産委員会は考えている)。
関連項目
- エジプトの世界遺産
- オールド・カイロ
- カイロ
脚注
外部リンク
- 阪急交通社(世界遺産・エジプト カイロ)




