セカンド・ウインド』(2nd Wind)は、アメリカ合衆国のミュージシャン、トッド・ラングレンが1991年に発表したアルバム。ライブ・アルバムとは銘打たれていないが、実際には観客を前にしたライブ・レコーディングによる作品で、12人編成のバンドによる演奏が収録されている。

解説

ラングレン自身は本作について「オペラだとかシンフォニーだとか、新しい領域を切り開いていきたい」と語っている。「スメル・オブ・マネー」「イフ・アイ・ハフ・トゥ・ビー・アロン」「ラヴ・イン・ディスガイズ」の3曲は、元々はミュージカル『Up Against It』のために作られた曲で、ミュージカルは1989年11月14日から12月17日にかけてオフ・ブロードウェイで上演された。本作のためのライブ・レコーディングには、ジャーニー(当時は解散していた)のロス・ヴァロリーが参加している。

ラングレンは本作を最後にワーナー・ブラザース・レコードとの契約を失った。

収録曲

全曲ともトッド・ラングレン作。

  1. チェンジ・マイセルフ - "Change Myself" – 5:22
  2. ラヴ・サイエンス - "Love Science" – 5:24
  3. フーズ・ソーリー・ナウ - "Who's Sorry Now" – 6:17
  4. スメル・オブ・マネー - "The Smell of Money" – 4:06
  5. イフ・アイ・ハフ・トゥ・ビー・アロン - "If I Have to Be Alone" – 3:53
  6. ラヴ・イン・ディスガイズ - "Love in Disguise" – 4:04
  7. カインドネス - "Kindness" – 5:31
  8. パブリック・サーヴァント - "Public Servant" – 5:40
  9. ガイアの瞳 - ""Gaya's Eyes" – 6:14
  10. セカンド・ウインド - "Second Wind" – 7:30

参加ミュージシャン

  • トッド・ラングレン - ボーカル、ギター
  • ライル・ワークマン - ギター、バッキング・ボーカル
  • スコット・マシューズ - パーカッション、ギター、サンプル、バッキング・ボーカル
  • ロジャー・パウエル - キーボード、バッキング・ボーカル
  • ヴィンス・ウェルニック - キーボード、バッキング・ボーカル
  • ロス・ヴァロリー - ベース
  • プレイリー・プリンス - ドラムス
  • マックス・ハスケット - 金管楽器、バッキング・ボーカル
  • ボビー・ストリックランド - 木管楽器、バッキング・ボーカル
  • シャンディ・シナモン - バッキング・ボーカル
  • ミシェル・グレイ - バッキング・ボーカル
  • ジェニ・マルダー - バッキング・ボーカル

脚注


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三浦久 「セカンド・ウインド」 YouTube

SECOND WIND〔セカンド ウインド〕 湘南モールフィル

SECOND WIND〔セカンド ウインド〕 湘南モールフィル

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