芸濃町雲林院(げいのうちょううじい)は、三重県津市の町丁。本項ではかつて同区域に存在した安濃郡雲林院村(うじいむら)についても記す。

地理

津市の北西部、旧・芸濃町の中部にあたる。東で芸濃町椋本・芸濃町多門、南で芸濃町小野平、西で芸濃町河内、北で芸濃町忍田に接する。北を安濃川が流れ、北西に門前ガ淵がある。概ね安濃川の南に沿って東西を三重県道42号津芸濃大山田線が通過し、三重県道669号大山田芸濃線が北へ分岐する。

山岳

  • 摺鉢山

河川

  • 安濃川

歴史

  • 幕末時点では安濃郡雲林院村であった。「旧高旧領取調帳」の記載によると津藩領。
  • 明治4年7月14日(1871年8月29日) - 廃藩置県により津県の管轄となる。
  • 明治4年11月22日(1872年1月2日) - 第1次府県統合により安濃津県の管轄となる。
  • 明治5年3月17日(1872年4月24日) - 安濃津県が改称して三重県となる。
  • 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、近世以来の雲林院村が単独で自治体を形成。
  • 1956年(昭和31年)9月30日 - 雲林院村が河芸郡椋本村・明村・安濃郡安西村・河内村と合併して安芸郡芸濃町が発足し、同町大字雲林院となる。
  • 2006年(平成18年)1月1日 - 芸濃町が津市・久居市・安芸郡河芸町・美里村・安濃町・一志郡香良洲町・一志町・白山町・美杉村と合併し、改めて津市が発足、同市芸濃町雲林院となる。

世帯数と人口

2019年(令和元年)6月30日現在の世帯数と人口は以下の通りである。

人口の変遷

国勢調査による人口の推移

世帯数の変遷

国勢調査による世帯数の推移

学区

市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる。

交通

バス

津市コミュニティバス

  • 芸濃巡回雲林院ルート
    • 芸濃総合文化センター - 市場 - 南山東 - 椋本団地 - 芸濃総合支所 - ショッピングセンター - 中町 - 芸濃総合文化センター
  • 芸濃巡回河内ルート
    • 芸濃総合文化センター - ショッピングセンター - 芸濃総合支所 - 中町 - 総合文化センター - 市場 - 落合の郷 - 北畑

道路

  • 三重県道42号津芸濃大山田線
  • 三重県道669号大山田芸濃線

施設

  • 青木団地
  • 美濃夜神社
  • 長徳寺
  • 林光寺
  • 溝渕寺
  • 養宗寺
  • 光安寺
  • 安楽寺

その他

日本郵便

  • 郵便番号 : 514-2204(集配局:椋本郵便局)。

脚注

参考文献

  • 角川日本地名大辞典 24 三重県
  • 旧高旧領取調帳データベース

関連項目

  • 三重県の廃止市町村一覧

外部リンク

  • 津市

芸濃地域AED設置場所 津市

芸濃名所めぐり

雲林院城三重県~城と古戦場~

【2024年版】津市芸濃町の桜スポット4選 観光三重(かんこうみえ) 三重県の観光・旅行情報はここ!

河内渓谷/コウチケイコク(芸濃町雲林院/滝 / 渓谷) by LINE PLACE