尾崎 瑛一郎（おざき えいいちろう、1984年12月7日 - ）は、静岡県静岡市出身のプロサッカー選手。ポジションはディフェンダー。
来歴
静岡市立長田南小学校1年生の時に長田南サッカースポーツ少年団（長田南SSS）に入団してサッカーを始め、6年生の時に県大会で優勝する。静岡市立城山中学校では主将を任され、「無名の高校を強くしたい」と考え、サッカー部を強化指定クラブにした直後の三重県・日生学園第二高校（現・青山高校）に進学。高校でのポジションはそれまでと同じMFで、3年生になると主将を務めた。高校選手権の県大会決勝では先制のフリーキックを決めて西村弘司や飛弾暁を擁する四中工を破り、同校初の全国高校サッカー選手権大会への出場を果たす。本大会では山形中央との初戦で先制のPKを決めるも、1対2で敗れた。また、同年度は三重県国体選抜や三重県高校サッカー最優秀選手に選ばれている。
反町康治の目に止まり、2003年1月28日にアルビレックス新潟と入団契約を結んだ。同年は高卒1年目ながら右サイドバックとして17試合に出場し、J1への昇格に貢献。翌2004年には若手育成 と負傷した足のリハビリを兼ね、下部組織であるアルビレックス新潟シンガポールに期限付き移籍された。2006年にはキャプテンを務めたが、アマチュアのメンバーを含むチームをまとめるのに苦労し、プレーに集中できずサッカーへのモチベーションを失いかけたという。2007年には新潟シンガポールに完全移籍したが、同年限りで解雇される。
2008年はヴィタヤ・ラオハクル監督（当時）に誘いを受け、2月にガイナーレ鳥取（当時日本フットボールリーグに所属）のキャンプに自費参加。同年3月に鳥取に入団した。2013年シーズン終了後、鳥取を退団。
2014年3月、アスルクラロ沼津へ移籍。
2017年シーズンよりチームキャプテンを務める。
2020年12月8日、契約満了による退団が発表された。
2021年、福井ユナイテッドFCへ移籍。
人物
- チームメイトであった岡野雅行とは仲が良い。岡野が暇な時に意図なく電話をかける相手であるため、本来の用件をしゃべるまでに3分かかるとの事。
- 加藤順大とは親友であり、2013年には共に頑張ろうとの思いから、それまで着用していた背番号を2番から加藤が浦和レッズで着用している18に変更した。
- 2015年、元ガイナーレ鳥取の内間安路の妻の肛門管癌の治療費を募る「内間さんを支援する会」の代表を務める。
所属クラブ
- 長田南サッカースポーツ少年団（静岡市立長田南小学校）
- 静岡市立城山中学校
- 日生学園第二高等学校
- 2003年 - 2006年 アルビレックス新潟
- 2004年 - 2006年 アルビレックス新潟シンガポール (期限付き移籍)
- 2007年 アルビレックス新潟シンガポール
- 2008年 - 2013年 ガイナーレ鳥取
- 2014年3月 - 2020年 アスルクラロ沼津
- 2021年 - 福井ユナイテッドFC
個人成績
その他の公式戦
- 2013年
- J2・JFL入れ替え戦 2試合0得点
- 2003年5月10日 - プロデビュー(J2・第11節) - サガン鳥栖戦 (鳥栖スタジアム)
- 2004年7月21日 - 公式戦初得点(Sリーグ・第19節) - タンジョン・パガー・ユナイテッドFC戦 (クイーンズタウン・スタジアム)
- 2008年3月20日 - 日本公式戦初得点(JFL・前期第2節) - 流通経済大学戦 (とりぎんバードスタジアム)
- 2012年4月30日 - Jリーグ初得点(J2・第11節) - 栃木SC戦 (栃木県グリーンスタジアム)
タイトル
- 2016年 - JFLベスト11
脚注
- 出典
- Jリーグ出場記録
- 2003年、2011年、2012年、2013年
関連項目
- 静岡県出身の人物一覧
- アルビレックス新潟の選手一覧
- ガイナーレ鳥取の選手一覧
- アスルクラロ沼津の選手一覧
- 日本国外のリーグに所属する日本人サッカー選手一覧
外部リンク
- 尾崎瑛一郎 - Soccerway.com (英語)
- 尾崎瑛一郎 - FootballDatabase.eu (英語)
- 尾崎瑛一郎 - Transfermarkt.comによる選手データ (英語)
- 尾崎瑛一郎 - J.League Data Siteによる選手データ
- OZAKI EIICHIRO サッカー小僧のお馬鹿さん日記 (尾崎瑛一郎公式ブログ)
